歯ぎしりボトックスの副作用って? | ボトックスの副作用について

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歯ぎしりボトックスの副作用って?

・歯ぎしりは意外と怖い
寝ている間にギリギリという歯ぎしりの音が聞こえると、100年の大恋愛も一気に冷めます。
歯ぎしりは自分では気が付かないもので、他の人に指摘されて初めて自覚が出てくるものです。
歯ぎしりの治療としては、歯を削ったり専用のマウスピースを着用したりするのが一般的です。
たかが「歯ぎしり」と思われるでしょうが、想像よりも厄介な症状です。
歯が欠けたり、場合によっては睡眠時無呼吸症候群に陥ったりすることもあります。
もし少しでも心当たりがあるのなら、今すぐにでも治療に取り掛かるべきです。

・歯ぎしり治療にボトックス
歯ぎしりの治療として注目されているのが、ボトックスです。
ボトックスを使うと、歯ぎしりの原因となる噛み締めの強さを和らげます。
人にもよりますが、早い人ではボトックスをうってから翌日には改善されるようです。
なお大半は1週間ぐらいで、歯ぎしりの症状は改善されるといいます。
今まで歯ぎしり治療として取り組んできた方法と比べると、即効性は非常に高くなっています。
ただし、歯ぎしり治療としてボトックスを取り入れている病院は数少ないです。
今後ボトックスによる歯ぎしり治療が世間に広まるようになれば、どこでも受けられるようになるかもしれません。

・ボトックスの副作用は?
ボトックスは元々副作用のリスクが少ないものですが、とはいえ「絶対に副作用が出ない」と断定することはできません。
歯ぎしりの治療でボトックスを用いる場合も、副作用が出る恐れは十分に考えられます。
考えられる副作用としては、表情がなくなることでしょう。
不適切な量のボトックスを不適切な箇所に入れると、顔の筋肉がうまく動かなくなります。
すると表情がなくなり、日常生活にも大きな影響が出ていまいます。
本人はにっこり笑っているつもりでも、第三者の目から見ると無表情に見えるのです。
また噛み合わせが弱くなることから、食事面にも影響が出ることもあるでしょう。

・副作用を避ける方法
副作用を避ける方法は、医師との綿密な打ち合わせが欠かせません。
歯ぎしりに悩む気持ちは、痛いほどわかります。
変に焦りすぎてしまうと、歯ぎしりどころではない別の悩みが発生するだけです。
本当にボトックスでしか、歯ぎしりをなおす方法はないのか、もう一度よく考えてみて下さい。
なお歯ぎしりは、ストレスが原因とも言われています。
ボトックスを検討する前に、自身に大きなストレスがかかっているかどうかも振り返ってみましょう。
ボトックスでなおしても、根本的な部分がなおっていなければどうしようもありません。