ボトックスの副作用でかゆみが出る? | ボトックスの副作用について

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ボトックスの副作用でかゆみが出る?

・ボトックスは副作用は出にくいもの
ボトックスの主な働きは、「筋肉を動かしなさい」という脳からの司令をシャットダウンするだけのものです。
よほどの使い方をしない限りは、副作用が出ることはないでしょう。
しかし「どんな人でもボトックスで副作用が出ないのか」と問われると、絶対的ではありません。
人によりますが、かゆみ等の副作用が出るのも事実です。

・ボトックスの副作用でかゆみが出る理由は?
かゆみが出る原因として考えられるのが、アレルギー反応によるものでしょう。
ボトックスは元々、アレルギーが出にくいものです。
そもそもボトックスは脳からの伝令を抑え込むだけなので、アレルギーが出る確率はかなり少ないです。
しかし「絶対に大丈夫」とも言えず、人によってはアレルギーを引き起こすこともあるでしょう。
食べ物や植物に対するアレルギーはある程度把握していると存じますが、ボトックスに対するアレルギーがあるかどうかは、知りようがありません。
「アレルギーテスト」を利用しても、わかるのは食べ物や植物に関するアレルギーで、ボトックスに対するアレルギーまではわからないのが現状です。
「アレルギーとは無縁だから大丈夫」という声もあるでしょうが、アレルギーと無縁だからとは言え確実に大丈夫とも言えないのです。
防ぐには事前に担当医にアレルギーについて質問し、確かめるしか術はありません。
そして万が一かゆみが出た時の対処法についても、相談するようにして下さい。

・ボトックスを受けられない場合もある
そもそもボトックスは「気軽で簡単」なイメージはあるでしょうが、誰でも受けられるものではないのです。
医師から詳しい説明があるかと存じますが、妊娠中や妊娠を希望している人にはおこなっていません。
本人がどんなに強く希望しても、「NO」をつきつけるでしょう。
ボトックスを受けられない人の中には、アレルギー持ちも含まれています。
もし何かしらのアレルギーを持っているのなら、必ず医師に申告するようにしましょう。

・クリニック選びが間違っている
そして、かゆみの副作用が出る原因としては間違ったクリニックに行ってしまったことです。
専門で超凄腕の医師が担当するからとは言え、「絶対に副作用は起きない」という保障はありません。
でも副作用が出る確率を1%でも抑えるために、最善は尽くします。
しかし信用ができないクリニックならば、副作用の説明なしに執拗にボトックスをすすめるでしょう。
なぜなら、クリニックが儲かるからです。
しかも副作用の説明は何かと面倒で、手間がかかります。
副作用を抑え込む努力はしないので、副作用のリスクは高くなります。